星野 友里 

Hoshino Yuri 

        

小さい頃からどんなものでも作ることがとても好きでした。

土との出会いは絵を描いていた10代の頃です。

両手でつかめる粘土の素材感と

積み上げるたびに立体となって存在する感覚がとても魅力的でした。

 

それからは一番体のリズムに合う手びねりという技法で

土に触れながらコツコツと作ることを続けています。

自分の描いたものが器になること

その器を人が使えるということが

生活の中で何か楽しい時間をつくれたらと思っています。

 

 

技法について

 

粘土をひも状に伸ばし、11段積み上げる手びねり技法を用いて作品を制作しています。

時間のかかる成形方法作ですが、1つ1つ形や表情が変わってきます。

シンプルな土と白い釉薬で大事にしたい形を見せることを大切にしています。

それぞれの違いを楽しみながら、手になじむうつわを見つけてもらえたら嬉しいです。